天丼リミックス - thridWaveNeet

海外アート作品を中心に、五感で感じる情報リミックスを随時更新中!

サブスク(映画とか)は文化の壁なんじゃね...? 便利すぎるが故にサブスク外作品へのアクセスの悪さが際立っていないかい

ここ最近で考えると、普通のレンタルDVD屋に行くのって急にジブリ作品観たくなる時くらい。
 
サブスクアプリのユーザビリティが高いせいで、本当に観たい・聞きたいもの”ではない"ものでも満足できてしまう環境が居心地悪い。 続きを読む

エマソン『自己信頼』”自己啓発の元祖”にして普遍的名著をインストールする消えかけの魂への処方箋

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(((圧倒的な力強さに魂が震えた)))
 
たった100ページほどの文章にねじ込められた猛烈な熱量。この世の生けるものへの真っ直ぐな眼差しと愚直なまでの愛に、時代の大波に飲み込まれまいと内側を向きかけていた魂が、自然と前を向きはじめる・・・
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「生命の躍動」を封じ込めた美しき孔雀のレリーフがまるで神々の間

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( °Д°) ス、スゲーーー!!
触れてみたい・・・
まっさらな壁からムクムクと本物の孔雀が浮き上がってきたかのようなリアリティ・・・今にもその豊かな羽根を羽ばたかせ、どこか遠くの空へと飛び立ってしまいそう。そんな生き物がもつ縛られることのない躍動まで表現してしまっている
細部に宿った超技工だけでなく作品全体としてのデザインとバランス感も素晴らしい、ロシア人彫刻家Goga Tandashviliの作品  続きを読む

まさに無常。渡り鳥1万キロの終着地という「ガンジス川」もう一つの顔

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アァァ…

インドだなぁぁ

 

毎年冬になると数え切れぬほどのカモメの群れが、暖かい土地を求め1万キロメートルという長旅にでる。その終着地はデリーの人々の生活の一部であるガンジス川。いつもの日々に突如としてやってくる"非日常”を、戸惑うわけでもなく、ただ受け入れる人々の姿が美しい

 

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画家クリムトの”線の魔法”が詰まった習作20選

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一本一本の線が、キャンバスの上を揺らめいているみたいで、

まさに、"線が生きている"

 

 色彩が全く無いにも関わらずここまで惹きつけられるのは、クリムトが自分の目をしっかり使って描いてたからなんだろうなあ

 

今回はクリムト展が上野で開催中ということもあって、あまり知られていない、というか注目を浴びることの少ない「習作」にスポットライトを当てた記事を書いてみようと思う。無数に存在するグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の習作の中から、特にお気に入りものを紹介したい。

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a7の激おすすめレンズ、フォクトレンダー ノクトン40mmの作例 - 東京ディズニーシー編

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先日Voigtlander(フォクトレンダー)から出ているNOKTON classic 40mm F1.4 というレンズを購入した。←正確にはフォクトレンダーの商標権をもってるコシナの商品

 

SCとMCでずいぶん迷ったけど、SCという青い文字が入ってしまうのが気に食わなかったからMCにした。写りとしては逆光耐性とか色味の点で差が出るらしい。どちらを選んでも、レトロっぽさと色乗りの良さを兼ね備えていることには変わりない。10枚ほど作例を置いとくので、そのへん感じてもらえればとおもう。

 

iPhoneのカメラとかでは撮ることのできない、その瞬間の空気感や温度といったものまでを、"味"として捉えてくれるレンズを探している方には絶対におすすめできるレンズだと思う。

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100年前に描かれたニューヨーク超未来な都市構想に、未だ時代が追いつかない。イタリア人建築家レンゾ・ピカソの企画書

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100年近くの時間を経ても、まだ時代が追いつくことができていない壮大なアイデアのいくつも生んだ、イタリア人建築家レンゾ・ピカソの企画書。フォトショもイラレもない時代に、この緻密さで描いているのだからすごい

 

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